法律

CBD製品に年齢制限はある?未成年者への影響や法律など気になるポイントまとめ

samuraikikaku
白葉透(シラバトオル)
白葉透(シラバトオル)

こんにちはCBDの正確な情報を学ぶ『カンナビスクール』の白葉です。

CBDとは大麻草に含まれる成分「カンナビジオール」のことで、その有用性から世界中で注目されている成分です。

煙での吸引の他に、CBDが含まれたクッキーやグミの摂取によって、コーヒーの様な覚醒効果や、睡眠のためのリラックス効果などを得ることができます。
国連の専門機関であるWHO(世界保健機関)では、2017年に「CBDは乱用の可能性や害を引き起こす可能性はない」と結論を出しています。

そんなCBD製品の使用に年齢制限はあるのでしょうか。
「日本の法律」と「健康への影響」の2つの視点から見ていきましょう。

法律上はCBD製品の未成年の使用に問題はない

そもそもですが、CBDは日本では完全に合法なものです。
大麻に含まれる成分のうちTHCと呼ばれる精神作用を持つ成分は、法律で強く禁じられていて、ニュースなどでよく見かける大麻取締法違反で捕まっている人はこのTHCを含む製品を所持していたことによります。

CBDの所持・使用は完全に合法であり、身近な場所でも手に入れることができます。

加えて、CBD製品の使用に関して法律上の年齢制限はありません
お酒やたばことは違って何歳でも購入・使用ができます。

ただし、CBD製品によっては20歳以上の使用を推奨しているものもあるので注意が必要です。
特にCBDを気化し、煙草のように吸引するものでは未成年の販売を自粛している場合があります。

摂取する様子が煙草にも見えるため、未成年の摂取は望ましくないと考えられているからです。

白葉透(シラバトオル)
白葉透(シラバトオル)

法律上は未成年のCBD製品の購入・使用は完全に合法だが、製品によっては販売を自粛しているケースも多い。

健康上の未成年のCBD製品の使用はどうか

では、健康上の未成年のCBD製品の使用はどうでしょうか。
結論から言うと、CBD製品の未成年者への影響の研究は十分ではないため、慎重に行うべきです。

現段階において、まだ未成年者にとっての適切なCBDの摂取量などはわかっていません。

例えば勉強へのストレスからリラックス目的でCBD製品を摂取した結果、予期せぬタイミングで強い眠気に誘われた場合危険が伴います。
通学中やお風呂の中で急に眠りだしてしまうことも考えられます。

そもそもCBD製品の効果はお酒のように個人差が大きく、ある人の状況がそっくり他の人に当てはまるわけではありません。
ビールを何杯飲んでも酔わない人がいれば、1杯で寝込んでしまう人もいますよね。
CBD製品においてもそれと全く同じで、ある人の何10倍も摂取しないと効果が出ない人もいれば、すぐに効きすぎてしまう人もいます。

大人同士で比較した場合でもこれだけ大きな効果の差が発生します。
大人の私たちが使っているように子どもが使用した場合、脳や内臓に与える影響は大きく異なるはずです。

加えて、妊娠中・授乳中の場合も使用を控えるべきです。
こちらも研究が十分に行われていないため、直接・間接的に子どもに与える影響が0だとは言い切ることができません。

白葉透(シラバトオル)
白葉透(シラバトオル)

リラックス効果を得るための代替品は他にもあるので、現段階での未成年者のCBD製品の使用は慎重であるべきだ。

白葉透(シラバ トオル)
白葉透(シラバ トオル)
カンナビスクール
世界中で注目されている「CBD」について正しくて広い情報を発信する『カンナビスクール』の先生。 無理なく日常生活にCBDを取り入れることが信条。無類のインスタントコーヒーと甘いもの好き。旅行とアウトドアのプロライターでもある。
記事URLをコピーしました