お祭り会場で「大麻グミ」を食べた人が体調不良、搬送される人も【ニュース】【感想】
メディアによると、2023年11月4日に開催された「武蔵野はらっぱ祭り」で40代の男性が配っていたグミを食べた10代~50代の男女5人が体調不良を訴えて、搬送された人もいるそうです。
【独自】“大麻グミを食べた” 都内で搬送事案相次ぐ「武蔵野はらっぱ祭り」など計9人 違法成分の有無を警視庁が慎重に鑑定中
Xに投稿された参加者とみられる方のポストによると、目の見えない男性からもらったグミを食べたところ、体調が急変し意識をうしなったとのこと。
ニュースを見て感じる所感
まず、詳細が明らかになっていない状況ですので、あくまでも現在の情報を見ての所感となります(2023年11月14日現在)
大麻グミと一言で言っても、国内流通している安全なものから、海外から個人で輸入している安全でないものまで幅広いです。
成分に問題があったとすれば、個人輸入などで手に入れた、THCが含まれた海外製のものの可能性があります。
大麻に含まれるTHCと呼ばれる精神作用があるものは、国内で普通に手に入る製品には一切含まれません。
THCはいわゆる”ハイ”と呼ばれる高揚感を引き起こし、幻覚作用をもたらすことがあり、含有する製品の所持は国内では違法となります。
症状を見ると、THCの摂取によるものにも見えます。
大手通販サイトなどでも人気の大麻成分を含んだグミはこのTHCが全く入っていません。
一言に”大麻グミ”といっても種類は膨大で、詳しい続報を待つ必要があります。
体調が悪くなった原因としては、成分以外にも衛生上の問題は見逃せません。
CBDを活用するための大麻グミなどの製品は世界的に注目されていて、衛生的に問題のあるものも存在するのが実情です。
成分としては問題なくても、不衛生な環境で製造、保管されたものであれば体に不調を起こす可能性があります。
これはどんなものにも言えますが、ブームなどで急に大量に製造されるものには注意が必要です。
製造の拡大と品質の維持が伴っていないことがあるため、信頼できるメーカーのものを使用しましょう。
また、そもそもですが、身元の分からない人から飲食物を受け取るのは非常に危険です。
故意に毒物や睡眠薬を盛られたものを配っている可能性があります。
意図的でないにしろ、適切な管理方法を取っていない可能性があるのもの摂取することは大きなリスクを伴います。
体に入れるものというのは、あらゆる意味で注意すべきなんだよ。